【関東支部 現場見学会 開催報告】
土木学会関東支部では毎年、土木の日（11月18日）記念行事として現場見学会を開催しております。今回は、11月17日（金）に開催し計30名の方々にご参加いただきました。
当日は天候に恵まれた晴天のもと、AMは「東京都港湾局 海の森水上競技場整備工事」PMは「東京都下水道局 芝浦水再生センター・森ヶ崎水再生センター間連絡管建設工事その2」の2箇所を見学しました。
「東京都港湾局 海の森水上競技場整備工事」は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会におけるオリンピックのボートおよびカヌー（スプリント）、パラリンピックのボートおよびカヌーの会場整備を行うもので、中央防波堤地区の東西水路において、締切堤、水門及び艇庫棟等を構築する工事です。JV事務所での工事概要説明の後に、主に東側の締切堤、水門の現場を見学させていただきました。2020年のオリンピック・パラリンピック開催に向けて、まさに急ピッチで工事が行われていました。
「東京都下水道局 芝浦水再生センター・森ヶ崎水再生センター間連絡管は、水再生センター再構築時に不足する水処理能力を、他の水再生センターで補完するとともに、地震時における、水処理・汚泥処理のバックアップ機能の確保を目的としています。今回の「工事その2」は、芝浦から森ヶ崎までの水再生センターをつなぐ内径6mの管きょ約8kmのうち、森ヶ崎水再生センター側の約2kmの管きょをシールド工法により構築するものであり、日本下水道事業団に施工管理を委託しています。発進立坑横の現場詰所での工事概要説明とシ－ルド操作室見学の後に、地下66.8mの発進立坑下まで工事用エレベ－タ－で降りて、シ－ルド内を見学させていただきました。
ご参加いただいた皆さま、現場見学にご協力いただきました、東京都港湾局、東京都下水道局、地方共同法人 日本下水道事業団 関東・北陸総合事務所、大成・東洋・水ing・日立造船異業種特定共同企業体、鹿島・飛島・大本特定建設共同企業体の皆さま、ありがとうございました。
「東京都港湾局 海の森水上競技場整備工事」
「東京都下水道局 芝浦水再生センター・森ヶ崎水再生センター間連絡管建設工事その2」
